ハラスメント相談実績
東雄命の会では、
2024年7月現在、
2件
の相談に対応して参りました。
パワーハラスメント
セクシュアルハラスメント
アカデミックハラスメント
K教授(国際学部)による障害者発言等の差別問題
大学名:日東駒専
対象:学生
種別:アカデミックハラスメント
内容:
学生Aは、K教授から当該教員の研究室内で障害者発言の被害を受けた。(学生Aは、障害者の診断はされていない。)学生Aは2024年7月9日19:00頃、論文の添削指導内で論文の仮説を上手く設定できないことを理由に「自閉症スペクトラム」、「発達障害」の発言を受けた(音声などの客観的証拠は保持していない)。学生Aは2023年度でT大学を退官したF氏(大阪の大学)の論文を参考にした論文の執筆を行っているが、本論文は、修士課程相当の内容であり、学士課程の学生が執筆することは、専門的な用語や分析手法等を用いることから容易ではい。しかしながら、当該教員は学生Aの執筆する論文の難易度を把握せず、障害者発言を行った。学生Aは当該教員からの障害者発言を受け、精神的な負担となり、学習への意欲が低下した。学生Aは、今後、当該教員との関係を断ちたい意向である。
外国人留学生(以降、学生Bとする)は、Water Supply and Sanitation for Health(以降、授業Aとする)において、障害者であることをその他の履修生に認識された(プライバシーの侵害に相当)。2024年7月23日17:30頃、授業A内において当該教員による出席確認で生じた。出席確認アプリ「RESPON」が利用できないことから、履修者名簿を履修者全員に回す形(履修者名簿の裏に学籍番号と氏名を記入する)で行った。学生Aのもとに履修者名簿が回ってきた際に、履修者名簿の学生Bの備考欄に「アスペ」と記載がされていた。また、学生Cは「授業に集中できない」と記載されていた。文言から、学生Cは、障害者の有無の判別は難しいが、学生Bは、障害者であると判断できる。学生Aは、記入後他の履修生に回したが、その後他の履修生同士の私語から「障害者いるんだ。気持ち悪いね。」、中指を立てながら「○uck student B」や○ねの英単語を含んだ発言が聞こえた。学生B、Cは、上記の履修生からの発言が聞こえていたのかは定かではないが、もしそのような発言が聞こえていたならば、精神的な負担が大きくなることが想定される。
以上の事象は、他人の名誉を毀損した刑法230条 名誉毀損罪 に相当する重大事案であると考えられる。
命の会による提案:
1 当該教員の懲戒処分の実施(訓告又は停職1か月)
2 当該学生との関係の禁止
3 大学内のハラスメント相談室への相談
4 SNSでの大学名を公開したハラスメントの告発
①Y教授による授業意欲を低下させることに繋がる問題
②Y教授による、他の教員又は学生の出身校に関する不満投稿
大学名:日東駒専
対象:学生
種別:アカデミックハラスメント
内容:
①Y教授による授業意欲を低下させることに繋がる問題
学生Aは、2023年度春学期、当該教員の地域デザイン演習の講義を履修していたが、第3回目の課題に対する添削で不愉快な発言(暴言に近い内容)を受けたことから履修取消に至った。学生Aは、卒業と共に地域デザインプログラムの修了を目指していたが、当該授業を放棄したことにより修了は叶わなくなった。
②Y教授による、他の教員又は学生の出身校に関する不満投稿
2021年、SNS上において、他の同学部の教員又は学生の出身校(開成高校、麻布高校)に対しての不満を投稿していた。教員・学生名は不明であるが、開成高校と麻布高校に関わる方々に対して失礼のある発言と考える。
命の会による提案:
1 当該教員の懲戒処分の実施(訓告)
2 当該授業の担当教員の交代又は授業クラスの増加
3 大学内のハラスメント相談室への相談
4 SNSでの大学名を公開したハラスメントの告発